ベルリッツは英会話教室として有名な会社だと思うのですが、自分自身、実際に受講するまで「値段が高い」イメージしかありませんでした。仕事で英語を使うことになり、慌てて通った記録となります。
ベルリッツに通ってみたい方。ベルリッツの授業について知りたい方向け
動機と目標
たまたま自己啓発で勉強していたTOEICが役に立ち、この度、内資→外資系企業に転職しました。
「TOEICの点数≠仕事で英語が使える度」なわけで、実務での英語使用は不安大。面接官に相談したところ「最低限英語をしゃべる度胸だけ身に着けてきたまえ…」とのこと。
学習目標は「英語を使用して最低限の意思疎通ができるようになる」こと。前職の有休消化1か月の間にどこまで英語力がつけられるか…が、転職先のスタートダッシュを決める!のかもしれない。必死。
効果
効果あり。ベルリッツでは授業の録音を推奨しているので、毎回録音していたのですが、初日と後半戦の録音を聴くと改善された点が良くわかります。
- 英文を考えている時間が短縮
- 英会話をしているときの自信のなさが消滅
- 丁寧な表現が身についた
1.5か月で80授業受講。授業約53時間。予習復習約47時間 → 合計勉強時間 約100時間でした。
個人的には「一定の成果あり」と感じていますが、本当に目標を達成したのか?はこれから実務をしていく中で判断することになりそうです。
契約について
体験レッスン
体験レッスンを申し込むと、体験レッスン&入学面談をセッティングしてもらえます。
体験レッスン時にレベルチェックをしてもらい、英会話レベル判定をしてもらい、教材や授業料などの説明を聞くという流れ。
お願いするとBVC(オンライン講座)のトライアルも可能です。後述の理由で、契約前に体験しておくことをお勧めします。
申込内容
対面レッスン80回コースを申込。費用は577,280円(入会費、教科書2冊購入費用、税込)
※キャンペーンなどで価格が変動するので最新情報は要確認ください
その他の授業形態
対面レッスンコースの場合、Zoomでも授業が可能です。またオンライン専用のBVCというコースは80回(7.5か月有効)で484,000円でした。(教材費別、100回、30回コースもあり)
本当はコロナの今はオンラインレッスンを受講すべき、とは思ったのですが、Onlineの体験レッスンを受けた結果、Rearjobを受講するときと気合が変わらない自分に危機感を覚え、背に腹は代えられないかと対面を選びました。
営業について
営業は「貴方の困りごと、ベルリッツが解決できると思いますよ。サービス納得して頂けるなら契約してください」というような非常にあっさりしたものでした。聞いた話では後から勧誘電話がかかってくるようなこともないそうです。
トークスクリプトが非常にしっかりしていて、非常に気持ちよく契約させてもらいましたw
契約後
契約後は営業からアシスタントに窓口が変わります。授業の相談や、システムの不明点、講師のクレームなど、アシスタントさんを通して話をしていくことになります。
授業について
授業
内容
教科書は1レベル40ユニット。1授業で1ユニットを完了します。また、授業は1回40分で、連続して英語を話す機会を作るということで、1回2コマ以上の受講が推奨されています。午前3コマ、午後2コマで1日5コマを消化したりする猛者もいるそう。
個人的には最大4コマ(2時間40分、各コマの間に5分休憩あり)を受講してみたのですが、授業が終わるとかなり疲れたな。という感覚。まぁ、日本語でも3時間弱話をしたら疲れますもんね…。
予約
授業の予約はWebでできますが、前日15時までに予約が必要なこと。当日急遽出席ができないときにも救済措置がない点は要注意です。
授業後
授業終了後、授業満足度のアンケートがメールされてきます。不満足と回答すると、不満点の確認メールが届いて不満の申入れができる仕組。講師曰く評価によって給料が決まるとのこと。悪い評価をもらうと講師を研修に行かせる制度もある?そうなので、なかなか怖いアンケートですね。。。
講師の質は過去受講したオンライン英会話と比較すると高いと思います。払っている金額を考えると妥当かな…とは思いますが。
予習
私の場合、授業単価は諸々込みで180円/分。なので「英会話能力向上」に役立ちそうなことだけをやりたいぞ。ということで以下のようにしていました。
単語と英文法はチェックしておく
テキスト上部に単語と当日使用する英文法が書いてあります。
ベルリッツの講師は日本語を話さないので、単語と英文法は予習しないと、判らない部分でウーン。英語で解説されたウーン?となり…あっという間に授業が終わってしまう可能性が。(英単語や英文法のの説明を英語で聴くのもいいトレーニングですが、予習した場合もどうしても指摘は受けるとおもうので、それで十分かなと思います)
シーンの想定をしておく
会話練習の際、どういったシーンの練習するかを聴いてもらえます(マネージャーに業務の報告をするシーンなど)シーンが思いつかずに悩む時間がもったいないので、予め決めておいた方がスムーズです。
復習
デジタルテキストの場合、オンラインで復習できるコンテンツがあるので(紙媒体の場合は不明)自分はこれ+授業で作ったセンテンスをいくつか作っていました。不明点があれば次の授業の初めに確認するという流れ。
因みに、オンライン復習コンテンツはポンコツ気味で、前の画面で出てきた単語を暗記していないと解けない穴埋め問題や、「聞こえた内容をタイプしてください」という問題に再生ボタンがなかったりと作りはやや雑です。復習の用は満たすので問題はないといえばないのですが…ベルリッツさん是非改善をw
その他
持ち物
対面授業+デジタル教科書であれば以下の用意が必要です。
- iPad(教科書表示用、PC・Androidタブレットも可)
- ボイスレコーダー(授業録音用、スマホと併用してました)
- ノート(B5ルーズリーフを採用)
- ペン(Frixion Ballが好き)
お役立ち情報
体験講座を有効活用せよ!
教室講座とBVC(オンライン講座)は両方体験させてもらうことをお勧め。受講した感触がだいぶ違うのでどちらが自分に合っているか判断するほか、はじめの一回目はレベルチェックなので、なんの教材をやるかわかりませんが、二回目の体験講座ではこれから受講する予定の教材の1ユニット目をやってもらえるので、契約後、2ユニット目から授業を始めることができます。80ユニット契約の場合、最後の1回をフリー回にできるので疑問を残さずに卒業をすることができ…るかもしれません。
英文添削サービス
A4用紙1枚程度の文章を提出すると、講師が赤を入れて返却してくれるサービスがあります。教室独自のサービスということで、契約した教室によって若干条件が異なります。
具体的な校名は避けますが、愛知の受講生は恵まれてますね。ビジネス文章の練習をしたい人は結構沢山いるんじゃないか?と思ったので、有料化してもいいかもしれませんよ。ベルリッツさん!
愛知:「メールで提出」「在籍期間中は毎日利用可能」「1回A4裏表」
東京:「紙で提出」「授業の都度提出可能で週1枚まで」「1回A4裏表」
コロナ対策
今のところ以下の対策がされています。
- 教師はマスク着用と出勤前の検温必須
- 教師と生徒の間に透明カーテン
- ドアは閉めない (授業中に寒いな…と思うことが多かった)
- 机にアルコールウェットティッシュ常備(授業前に机と椅子を拭く)
それでは、良い英会話学習を。がばりんちょが言いました!
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