CBR250RにUSB 1.準備編

バイク
がばりんちょ
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Honda CBR250Rにスマホ充電用のUSBポートを後付けした時のメモを全4回で紹介。今回は1回目の準備編。USBポートの後付けの仕方と必要な部品・工具を紹介しています。

スマホでGoogleMAPをナビとして活用することを考えると、心配なのは電池の持ち。遠くに遊びに行ってそこで電源が切れたら…。バイクは車のように信号待ちでゆっくり紙の地図を広げるわけにもいかないので心配ですよね。モバイルバッテリーを持ち歩くのも持ち物が増えて面倒くさいし。

ということで今回「USBポート追加」に挑戦してみました。電気初心者&バイク初心者がWebで調べながらやってみたところ、意外と難しく、電気に詳しい友人にアドバイスをもらいながらようやく完成したという状態。これはきっと誰かの役に立つだろうと思い記事化しておきます。友人に感謝!

USBを付ける車種

Honda CBR250R MC41 

写真や解説はCBR250Rベースになりますが、リレーの仕組やリレーボックスからの取出など、他の車種でも参考になると思います。

USBポートのつけ方

USBポートのつけ方は大きく2つ。今回は2.のリレーを使った方式で接続する記事になります。

バッテリーに直接接続する

いわゆるバッ直方式。

バッテリー直結だから、配線が簡単。エンジンがかかっていない時もUSBポートが使える。

USB機器を接続していなくても電流は少しずつ流れてるようで、長い間バイクに乗らないとバッテリー上がりになることもある。逆に言うと毎日乗るならこちらの方式でも良いということ。

リレーを使う

リレーという部品を追加してエンジン稼働時のみ電気が流れる方式。

エンジンがかかっている時だけUSBポートが使えるので、エンジンが止まっているときに勝手に機器に電流が流れてバッテリーが上がることはない。安全よりの方法

リレーを使った回路

回路図の書き方はわからない…のでパワポで絵をかきました。回路絵?

バイクにUSBポートをつけるときのリレーを使用した回路イメージ

用意したもの

工具を含めて約7,000円でUSBポートを増設できました。(2017/10/14時点)

USBポート

いつかiPadをスマホと同時に充電するかも???と考えるとUSBポートは2.1A以上2個ないと!!

いうことで「南海電源くん4」に決定(2019/9/30 終売?しているようなので代わりに「南海電源くん3」の紹介に変更。作業は特に変わらないです。ちなみにiPadを充電するシチュエーションには一度もなりませんでしたw)

リレー

今回のメイン部品とも言えるリレー。Webでいろいろと調べた結果「エーモン1245」にした。

2019/09/30 1245から3235に型番が変わりました。以降の記事中「エーモン1245」は「エーモン3235」に読み替えてください)

平形ヒューズ電源

ヒューズボックスから電源を取るためのコード。リレーにつないでいるヒューズに合わせて10Aから5A取れる「エーモンE511」にする。

配線用の線

リレーとバッテリーの間を接続する線。

メーカーはどこのものでも良かったけど、今回はエーモンでリレーと平型電源をそろえたので「エーモン1175」にしてみた。後に友人に「初心者は万が一を考えて、プラスは赤、マイナスは黒のコードを使った方が良い」とコメントをもらった。

今回は全部黒の線で引き回してしまったけれど、 後でメンテナンスすることを考えても赤と黒に分かれていた方が分りやすいので、この記事を見て作業する方には二色用意することをおすすめしたい。


ヒューズボックス

バッテリーのプラスから出て、リレーに入る線の途中に設置。ヒューズを入れる入れ物。

ヒューズ

線が外れて車体に触れた際に他の回路へダメージを与えたり、配線が燃えたりしないように設置する安全機構。地味だけど大事な部品。

電源くん4は5V、2.1Ax2ポートを使用するので21Wを消費。バッテリーからは12Vが給電されるので、21W÷12V=1.75A以上のヒューズが必要。エンジンをかけたときに一時的に大きな電流が流れることがあるそうなので、余裕をみて5Aを選定

コルゲートチューブ

耐熱&耐水に効果があればと「エーモン1115」を購入。

配線とコルゲートチューブをくっつけるためのビニールテープも用意しておいた方がいい。これを使って仕上げると見た目もかっこいい(最終的には隠れちゃうところですけど)

工具

バイクをいじるための工具を持っていなかったので、「エーモンE3」も購入。

配線で必要なギボシ端子と圧着端子も入っている。工具を持っている人もギボシ端子と圧着端子は別途用意しないと配線できないので注意。

他にはカウルを外すのに六角レンチとプラスドライバーが必要でした。

これらをバイクにくっつければUSBポート増設完了というわけ。

次回記事はこちら。

それでは、みなさま良いバイクライフを。がばりんちょが言いました!

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2017/10/14 以下を修正しました
・回路の絵にヒューズを追加、ヒューズ選定方法について追記
・追加したヒューズのリンクを追加、2017/10/14時点の価格を記載
・その他、細かい文章の修正

2019/09/30 以下を修正しました
・終売の部品があったので現行品を紹介
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